結論から言います。
絶対できる。誰でもできる。
なんでこう思ってるか
スタートアップって人が少ないんですよ。僕のところでも総数で20人足らず。プロパーだけで言えば15人の小さい会社です。
でもいろんなコネクションから死ぬほど仕事はある状態。僕はその中でサイト受託を担う部署にいます。
スタートアップが一般的な中小と違うのは「アサインの指定がない」点だと思ってます。つまり「挙手さえすればどんな仕事もできる」ということです。
僕は「のし上がる=会社から絶大な評価を得ること」だと思っていて、そのためにはもちろん評価できるだけの判断材料が必要です。
与えられた仕事だけやってると、「与えられた仕事の中での評価」しかないですよね。これはつまり、自分の評価をタスク依頼者「主に上長」が握ってるということです。上長からでかい仕事が来ない限り評価が大きく上がるチャンスはないですよね。これじゃあのし上がるなんて夢のまた夢、というかこれがいいならあなたのキャリアはスタートアップじゃなくても良くない?ってことになるわけで。
挙手をすることで、上長以外が持っているタスクを持つことになり、つまりこれが「評価材料の増加&評価する人が増える」ことにつながるわけです。
なんて簡単なロジックなんでしょうか。
なので僕と同じ20代前半のスタートアップ従事者は手を上げましょう。仕事を死ぬほどしましょう。あなたの評価はそうしてあげていくのです。スタートアップは待ってても評価してくれません。動いた人から評価していくんです。
こんな感じで言ってますけど結構真面目に言ってます。
よく周りの人に「評価のために仕事するな、やりがいだろ」みたいな綺麗事言われますが、ちゃんちゃらおかしい話ですよね。手を挙げないとやりがいない仕事しかできないんですから。
エンジニアなんか最たる例で、何もしなきゃ新人はテストコード書くかクソ簡単な修正をさせられるだけの傀儡でしかないわけですよ。
手を挙げることで初めて要件定義ができて、設計ができて、いろんな言語を触れるわけじゃないですか。
隙自悟ですが、僕は4月に入社して、6月にはECサイト構築に名乗りを上げ、9月にはデータ移管こみのフルリプレイスを経験し、最近はPMに名乗りを上げ、来季からは上流戦略に参加していきます。
これ仮にずっと名乗り出なかったら何してたと思いますか?HTMLの修正と議事録担当ですよ??
こんなに気持ちひとつでのし上がれるんですから、スタートアップは手を挙げ続けましょう。
挙手によるリスク
ほんとはこんな言い方したくないですが、もちろんリスクあります。リスクというか、気をつけてねってこと。
仕事はやり切る。どんな結果になろうとも。
僕はこの1年で考えられないくらいしくじってきました。
リリースしちゃいけない状態でリリースしたし、データ移管が間に合わないくせに報告忘れて上司を寝れなくさせたし、大小問わずやらかしまくりです。
ここで覚えて欲しいのは、ミスは絶対に悪ではない。やり切らないことこそ悪であること。
実は2023年新卒なので以前は別のベンチャーにいました。その時はやらかした後に逃げ出す癖があって、やり切ることなんかできずにいました。
こうなると、周りは自分をどう見るとおもいます?
そうです。ゴミ人間判定するんです。
ゴミ人間は「仕事ができないやつ」ではないです。「仕事を投げ出す雑魚」という烙印です。
人から見たら、自分で名乗り出たくせに困ったら人に押し付けてる奴に過ぎないんですから。こんな奴に仕事なんか任せられないですよね。
長くなりましたが何が言いたいかというと、できないうちはちゃんとやり切る姿勢を見せることがとても大事なんです。
結果として良いか悪いかは後の話だし、ぶっちゃけ悪かったからと言って責任は自分だけじゃなく自分をアサインした依頼者にもあるんですから。それがチームであって、評価なわけです。
自分に科された評価項目は「できたかどうか」と「最後までやり切ってくれたかどうか」だということは必ず忘れずに。
アサインされてからが本番
こんなの言わずもがなですが、挙手して頼むね〜ってなったらゴールじゃないですよね?だから頼まれてから何をするか考えておくんです。
僕は別事業部のプロジェクトに挙手をしたら、必ず同じチームの上長に「どうやったら評価上がるか」という軸で、プロジェクト進行提案をしてました。
(この時これをして、これがリスクだからここをケアしてもらって、、)
(じゃあこの時は何するの?)
(考えれてなかったです、また修正したら相談させてください)
僕はこのフェーズがマジで大事だと思ってる民です。
自分より知ってる人に内緒で相談して、いざ始まったら他の人に「こんなにできるの?!」って思わせることができるんですから、やるに越したことはないですよね。
しかも別にこれがバレても損ないですよね、自分が名乗り出たタスクを完遂するために採った最善の手段であると胸張って言えば良いんですよ。
誰も「じゃあ上長に任せれば良かった」なんて言わないはずです。むしろそのコミュニケーショが取れる新人は強いです。
これを繰り返せば、いつかは会社の事業計画くらいでかい仕事を日々のタスクと同じ感じで処理し出して、それが周りから見た自分の絶対的な武器になっていくはずです。
まとめ
仕事の大半はコミュニケーション。技術や地頭ももちろん大事ですが、できないものはできないと自分を素直に認め、それができる強い人間に依頼できる力の方がのし上がる上では大切です。
会社でのし上がるには絶大な信頼を得ることです。信頼はコミュニケーションから生まれます。スタートアップで働く同世代のみんな、いつか会社の主力メンバーとして会いましょう。